闘う舞踊団

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著者名 | 金森穣 |
出版社名 | 夕書房 |
ISBNコード | 9784909179098 |
発売日/出版年度 | 2023年01月23日頃 |
商品説明
17 歳で渡欧、巨匠ベジャールやキリアンの寵愛を受けて帰国した舞踊家・振付家、金森穣が日本で選んだのは、茨の道だった。
全国各地に立派な劇場があるのに、なぜ創造・発信をしないのか。
日本に真の意味での劇場文化を築くために、創り手として何ができるのか。
欧州での10 年間の経験から金森が導き出したのは、「劇場専属舞踊団Noism(ノイズム)」を作り、メソッドを構築して舞踊家を育て、作品を創作し、地方から世界と勝負することだった。
2004 年に設立したNoism は、以来、国内外で絶賛され続ける一方で、つねにさまざまな闘いを繰り返していく。劇場専属と集団の美にこだわるゆえの葛藤と行政との衝突。切実な舞踊への愛。
何度も存続の危機を乗り越えながら、今ようやく「市の文化政策」となったNoism が目指す、劇場のあるべき姿とは。そして新生Noism の行方は。
文化政策関係者、舞踊関係者、ダンサーを志す人はもちろん、現代を生きるすべての人に贈りたい、胸が熱くなる渾身の回顧録!
はじめに
第1部
1 舞踊人生のはじまり
2 学び多き欧州での一〇年
第2部
3 「劇場専属舞踊団を作らせてください」
4 なぜ劇場専属舞踊団が必要か
5 苦難のはじまり
[Column]Noismサポーターズ
6 Noismの身体性を模索する
7 試行錯誤から見えてきたもの
[Column]海外公演の実際
8 舞踊家を育てる
9 舞踊団を率いる
10 日本の劇場の問題点
11 作品・観客・劇場を育む
[Column]《劇的舞踊「カルメン」》がもたらした出会い
12 暗いトンネルの先に
第3部
13 活動継続の是非が問われて
14 コロナ禍の収穫
[Column]舞踊家の生き様を写しとる
15 文化政策としてのNoism誕生
16 バトンを受け取るあなたへ
あとがき