うしろめたさの人類学

うしろめたさの人類学

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商品情報

著者名 松村圭一郎
出版社名 ミシマ社
ISBNコード 9784903908984
発売日/出版年度 2017年09月16日頃

商品説明

市場、国家、社会…
断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。

その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。
強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある!
「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。

京都大学総長・山極壽一氏推薦!


世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。
ーー「はじめに」より
はじめに
第一章 経済ーー「商品」と「贈り物」を分けるもの
第二章 感情ーー「なに/だれ」が感じさせているのか?
第三章 関係ーー「社会」をつくりだす
「社会」と「世界」をつなぐもの
第四章 国家ーー国境で囲まれた場所と「わたし」の身体
第五章 市場ーー自由と独占のはざまで
第六章 援助ーー奇妙な贈与とそのねじれ
終 章 公平ーーすでに手にしているものを道具にして
おわりに 「はみだし」の力

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