ナイトランド・クォータリーvol.38 仮面は語る〜真実(まこと)と偽りの顔のあわいに

ナイトランド・クォータリーvol.38 仮面は語る〜真実(まこと)と偽りの顔のあわいに

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商品情報

著者名 ラース・アンダーソン/マイクル・ムアコック/アマル・エル=モフタール/ブラム・ストーカー/アトリエサード
出版社名 アトリエサード
ISBNコード 9784883755455
発売日/出版年度 2025年02月27日頃

商品説明

幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌《ナイトランド・クォータリー》。
vol.38の特集は「仮面は語る〜真実(まこと)と偽りの顔のあわいに」。

宗教的儀式・儀礼の際、人は、面をつけることで霊や精霊や動物等の神格が宿り、自分ではないなにものかに変容する。

あるいは、仮面舞踏会のように本来の身分などを隠し集まる場で使われる仮面は、その正体が予測できても言わず語らずを通すという、「暗黙の了解」の役割を果たす記号でもある。
別人を演じ、なにがしかの物語を共有するために、仮面によって「虚」が生み出される。

真実を隠すための仮面。
仮面の表すものと本来の人物の、その狭間にあるものを探ってみよう。
そこには、人の生み出す恐怖が潜んでいるのかもしれない。

小説・詩は、ラース・アンダーソン、マイクル・ムアコック、アマル・エル=モフタール、ブラム・ストーカー【新発見作品・本邦初訳】、L・マリー・ウッド、パウル・ブッソン、ヴィリ・ザイデル、ウィルフレッド・オーウェン、石神茉莉、間瀬純子、花田一三六。
ほか、翻訳家・嶋田洋一インタビューを始め、レビューやコラム記事も満載!
【Story】
■ラース・アンダーソン「ドミノ・レディがひと肌脱いだら」/訳:待兼音二郎
■マイクル・ムアコック「亡霊戦団〜秘蔵の覆面博労物語〜」/訳:健部伸明
■アマル・エル=モフタール「ジョン・ホロウバックと魔女」/訳:貝光脩
■【新発見作品・本邦初訳】ブラム・ストーカー「ギベット・ヒル」/訳:下楠昌哉
■L・マリー・ウッド「次」/訳:岡和田晃
■パウル・ブッソン「トルメントの宝石」/訳:前川道介
■ヴィリ・ザイデル「春の仮面」/訳:垂野創一郎
■石神茉莉「〈サイクル・マージナル〉 The Masque」
■間瀬純子「赤水境の聖女」
■花田一三六「不定期連載 〈tribute circus〉 路傍の一輪」

【Poetry】
■ウィルフレッド・オーウェン「甘く気高きかな」/訳:菅原慎矢

【Interview】
■嶋田洋一インタビュー「超絶技巧を追いかける技倆と堅実なペーシング」/聞き手・構成=岡和田晃、写真=小笠原じいや

【Movie】
■『ロングレッグス』というホラーの一到達点を楽しむ/深泰勉

【Essay】
■巻頭言/いわためぐみ
■〈海外漫画の倉庫から〉仮面の継承者たち/吉川悠
■方相氏と古代の仮面/榎村寛之
■闇と静寂、音と身体から浮上する「仮面」性〜大岩巌×今野眞弓×蛭田浩子×岩田恵「月夜の晩に」/岡和田晃
■帆船と海運の常識を覆した江戸中期のイノベーターを女性目線で描く/待兼音二郎
■怪奇幻想文学と「仮面」〜「赤死病の仮面」、「月の蛾」、そしてドミノ・レディ/岡和田晃
■変身=仮面の本質/鈴木一也
■仮面は世界をデザインする/深泰勉
■芥川龍之介作品にみる「仮面」なるもの/黒田誠
■假面 仮面/門倉直人
■私と仮面〜「うる星やつら」・モンスターマスク・ハロウィン・能狂言〜/浅尾典彦
■仮面が暴き出すもの〜トマス・ハーディと谷崎潤一郎と横溝正史/松本寛大

■表紙/山下昇平

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