マッスルエナジーテクニック

マッスルエナジーテクニック

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商品情報

著者名 ジョン・ギボンズ/弓岡 光徳
出版社名 ガイアブックス
ISBNコード 9784866540436
発売日/出版年度 2020年12月10日頃

商品説明

本書は1950年代に「痛みを誘発しない自動・他動関節可動域をともに改善できる手技」として確立された「ホールド・リラックス(収縮後弛緩)」の考え方を元に「筋肉は収縮した後に緩むという性質」を利用し、狙った筋肉を伸張させる整体手技による診断と治療の方法を丁寧に解説した書籍です。

特定の筋を伸張させることは、関節の可動域を拡げたり、伸張し弱化した他の筋を強化させる効果があります。これにより肩や腰、膝などコリや痛みから動きの悪くなった関節や太もも、ふくらはぎなど筋肉のこわばりなどが軽減し、機能の回復が見込めます。
この整体手技の原理は理学療法士にとってなじみ深く、臨床などでもよく知られた「等尺性収縮後の弛緩(PIR)」と「相反抑制(RI)」と呼ばれる2つの神経生理学的過程によって説明が可能であるため、現役療法士はもちろんこれから資格を取ろうと考える学生にとっても理解しやすい論理となっています。

ただ、この手技を応用し身体中の様々な筋肉に適用できるよう体系化された書籍は珍しく、貴重な内容となっています。

さらに後半では、この2つの神経生理学的過程を症例に合わせて使い分けた施術例が、各部位ごと多くの写真とともに丁寧に解説されています。そのため臨床実習をおこなう学生はもちろん、現場で日々の治療にまい進する「理学療法士」「作業療法士」などリハビリテーションに関連する職種に就く多くの方たちには特に重宝される1冊です。
監訳者序文
序.本書を理解するために必要な基本用語
身体の肢位と方向を説明するための用語.
本書において重要なその他の用語/身体運動の面
身体の動きを説明する用語

1.筋と機能
筋細胞/筋の形状/筋線維の組成/筋線維の生理学/筋反射/筋骨格の力学
2.筋エナジーテクニックの理論
METの利点/METの生理学的作用/METの応用
3.筋の不均衡
姿勢筋および相性筋/ストレッチ前後における筋活動/筋の不均衡の影響
4.コアとなる筋の関係性
形状による閉鎖/力による閉鎖/インナーユニット:コア/アウターユニット:総合的なスリングシステム
5.上半身
僧帽筋上部線維/肩甲拳筋/胸鎖乳突筋/斜角筋/広背筋/大胸筋/小胸筋と烏口突起に付着する筋群/肩甲下筋/棘下筋
6.下半身
腓腹筋/ヒラメ筋/ハムストリングス/大腿筋膜張筋(TFL)/腸脛靱帯(ITB)/内転筋群/大腿直筋
7.体幹・骨盤と股関節
梨状筋/腰方形筋/腸腰筋:大腰筋と腸骨筋/脊椎起立筋
8.筋弱化のための特別なテスト
大殿筋/中殿筋/前鋸筋/僧帽筋下部線維
参考文献
索引
評価シート
著者略歴

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