夜の寓話
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著者名 | 杉原理生 |
出版社名 | 大洋図書 |
ISBNコード | 9784813012290 |
発売日/出版年度 | 2011年02月 |
商品説明
「きみは楡崎圭吾と別れたほうがいいよ」画家である亡き父の偲ぶ会があった夜に知り合った男から、早坂蒼はそんな言葉を投げかけられた。それがすべての始まりだった。楡崎圭吾ー彼は、亡き姉の夫であり、いまはひとつ屋根の下で暮らしながら、蒼を抱く男でもある。常に倦怠感を身にまとい、なにを考えているのかわからないが、初めて出会った子供のときから、蒼は圭吾に惹かれ続けてきた。互いに強く想いあいながらも、独占欲を押し殺し、むしろ終わりをさぐりあうかのように、一種の緊張感のなか、ふたりは身体を重ね続けている。けれど、ひとりの男の登場により、ふたりが築き上げた均衡は壊れはじめて…。