医事法研究 創刊第1号
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著者名 | 甲斐 克則 |
出版社名 | 信山社出版 |
ISBNコード | 9784797270211 |
発売日/出版年度 | 2019年12月02日頃 |
商品説明
「医療と司法の架橋」による医事法学のさらなる深化と発展をめざす、基礎研究や最先端研究のアリーナ。創刊第1号は、第1部「論説」として医事法の基本原理に関する2論文(甲斐、野崎)と、医師の応招義務を論じる分載論文(水沼)の前半を、第2部はドイツの臨床研究に関する講演の翻訳(ローゼナウ/天田・甲斐訳)を、その他「判例研究」2本(澁谷・中野)と「書評」(岩志)も掲載。
『医事法研究創刊第1号』
甲斐克則(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
創刊にあたって
はしがき
◇第1部 論 説◇
◆1◆ 医事法の基本原理ー刑法の立場から〔甲斐克則〕
1 序
2 医事法の意義
3 医事法の基本原理構築に向けて
4 結 語ー医療と(刑事)法規制のあり方
◆2◆ 医事法の基本原理ー法哲学の視角から〔野崎亜紀子〕
1 はじめにー医事法とは何か
2 医事法は何を規律するのか
3 医事法が持つ視角
4 医プロフェッショナリズム
5 善行原則と個人の尊重
6 法・ルールによる規律
7 おわりにー医事法の基本原理を考えるために
◆3◆ 応招義務の歴史的展開と現代的意義〔水沼直樹〕
序
1 応招義務の沿革と変遷
-(以下,次号に続く)-
◇第2部 国内外の動向◇
講演:人を対象とする研究の法的要件〔ヘニング・ローゼナウ[天田 悠・甲斐克則訳]〕
1 本稿の構成
2 研究の意義
3 リスク・ベネフィット衡量とインフォームド・コンセント
4 医学研究の法的規制
5 同意能力を有しない者を対象とする研究
6 同意能力を有しない者を対象とする非治療的研究
7 欧州評議会の生物医学条約
8 ドイツにおける法的状況:医薬品法41条2項2号d
9 同意能力を有しない者を対象とする研究の憲法上の許容性
◇医事法ポイント判例研究◇
〈1〉鑑定医による秘密漏示事件
最決平成24年2月13日刑集66巻4号405頁〔澁谷洋平〕
〈2〉医薬品ネット販売事件判決と混合診療事件判決の比較検討
最判平成25年1月11日民集67巻1号1頁
最判平成23年10月25日民集65巻7号2923頁〔中野亮介〕
◇書 評◇
『医事法辞典』甲斐克則編集代表(信山社,2018年)〔岩志和一郎〕