境界例改訂
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著者名 | 馬場礼子/加藤志ほ子 |
出版社名 | 岩崎学術出版社 |
ISBNコード | 9784753397174 |
発売日/出版年度 | 1997年11月 |
商品説明
●ロールシャッハ法を用いた境界例の研究書。第1部では精神分析的対象関係論をもとにカーンバーグの理論を初学者にもわかるように解説。第2部の事例検討ではロールシャッハ法を用いながら具体的な心理検査の方法を解説。第3部は対象20例を中心にテスト上の境界人格のあらわれを統合的に検討している。
●目次
改訂版の序/はじめに
第1部 理論
1.人格形成障害としての境界例
2.境界例の心理検査:文献展望
分裂病圏としての研究/特有の人格障害としての研究
3.境界人格構造(Kemberg,O.)について
対象関係論とは/発達論的観点とは/人格構造の発達段階/境界人格構造の特性と,そのロールシャッハテストヘのあらわれ
4.Kemberg理論の修正と補足
分裂について/投影,理想化,脱価値化の相互関係
第2部 心理療法とロールシャッハテスト
1.事例検討
事例1 “かのような" 特質を伴う分裂的人格
事例2 分裂的またはスキゾタイパル人格
事例3 妄想的人格
事例4 偽りの適応に徹する妄想的人格
事例5 “かのような”人格
事例6 “かのような" 特質を伴う自己愛的人格
事例7 妄想的・被虐的人格
事例8 低水準の幼児的人格
2.総合的検討と考察
原始的防衛/パーソナリティの類型/臨床症状との照合/一次過程思考について/昇華経路および高次の自我活動について/偽りの自己の様相/現実検討力
第3部 ロールシャッハテスト上のあらわれ
1.量的資料の検討
2.一次過程思考のあらわれーー逸脱言語表現を中心に
3.原始的防衛
4.現実検討力
5.総合的検討と考察
事例一覧/文献/あとがき