医薬品のレギュラトリーサイエンス

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著者名 | 豊島 聰/黒川達夫 |
出版社名 | 南山堂 |
ISBNコード | 9784525706326 |
発売日/出版年度 | 2016年03月30日頃 |
商品説明
ある化学物質が「医薬品」として扱われ,人に使用されるためには,有効性や安全性の確認や,最適な製法・分析技術の確立,さらに国の製造販売審査と承認が必要である.本書では,化学物質が「医薬品」となるための道のりや規制を,その原理や考え方,社会との関わりから解説した.医薬品開発担当者,行政担当者,またそれらを目指す学生は必読.
序 章 医薬品と社会との関わり
1 医薬品の開発と承認審査
1 医薬品の特徴と特性
1 求められる品質特性とそのための手立て
2 医薬品医療機器等法による規制とその歴史
2 製造販売の承認審査
1 医薬品の製造販売承認と審査
2 製造販売承認取得までのプロセス
3 医薬品の承認基準
2 品質と規格 ─品質評価・規格設定の必要性
1 有効性と安全性の基盤となる品質特性
1 すべての医薬品に共通する品質特性評価項目
2 低分子・化学物質を有効性の源とする医薬品に求められる品質特性
3 生物学的製剤およびバイオテクノロジー応用医薬品の場合
4 再生医療等製品の場合
2 規格・GMP
1 医薬品に求められる厳格な規格とそのためのGMP
2 GMPとその考え方
3 医薬品の生命に対する働きや疾病との関わり
1 医薬品の薬理作用と疾病や症状および開発との関わり
1 医薬品はなぜ効くのか
2 個別化医療
2 承認に必要となる薬理試験
1 医薬品開発における薬理試験
2 承認審査に必要となる薬理試験
3 有効性の由来:疾病や症状の治癒または緩和
1 疾患を意識するとき
2 医薬品に期待されること
3 医薬品の薬理作用
4 薬物治療における有効性
4 安全性を明らかにする:生命に対する好ましくない作用の有無やその程度
1 社会問題化した好ましくない作用の事例
2 ベネフィットとリスクのバランス
3 医薬品の安全性を示す用語
4 薬物有害反応の予測
5 薬物有害反応の種類
4 患者・健常人で有効性や安全性を確かめるための手立て
1 有効性や安全性は,なぜ人間で試験されなければならないのか
1 臨床試験開始前に行われる試験
2 無毒性量と臨床試験における用法・用量
3 無毒性量・曝露レベルと臨床用量・曝露レベル
4 非臨床試験の限界
5 臨床試験における有効性評価
6 臨床試験における安全性評価
2 ヘルシンキ宣言とGCP
1 臨床試験における人権保護の徹底と倫理的配慮
2 人間を対象とする試験研究に関する歴史的考察
3 ヘルシンキ宣言について
4 医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP)
5 人間を対象とする試験研究に関するGCP以外のガイドライン
3 臨床研究における統計学の基礎
1 似たもの同士を比較する
2 病気を測る
3 違いを探る