霊性の日本思想

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商品情報

著者名 末木 文美士
出版社名 岩波書店
ISBNコード 9784000256780
発売日/出版年度 2025年02月15日頃

商品説明

日本の思想において、「霊性」はいかに捉えられてきたのか。王権と神仏の拮抗、近代における国家と宗教の一元化と批判、戦後の憲法制定と社会変容など、霊性を軸に新たな思想史の可能性が提示される。その豊かな思想的蓄積から、生者と死者の共存、精神的領域での結合を追求する社会のあり方など、未来への思考をひらく。
 序 章 日本の思想をどう捉えるか

1 王権と神仏ーー日本思想史を再考する
 第一章 日本王権論序説ーー世俗的存在か宗教的存在か
 第二章 王権と儀礼ーー前近代思想の中の天皇
 第三章 中世仏教の再定義ーー身体/勧進/神仏
 第四章 「近世」という難問ーー「中世」でもなく「近代」でもなく
 第五章 復古か革命かーー「維新」という転換

2 霊性から近代を捉え直す
 第六章 近代化とは何だったのかーー隠された霊性
 第七章 さまよえる霊魂ーー近代の中の来世と霊魂
 第八章 世俗/カルト/霊性ーー近代国家と宗教
 第九章 夢みる憲法ーー前文から読む戦後憲法
 第一〇章 きずなとしての霊性ーー境界を越えて結びあう

 結 章 王権と文化ーー古典文化の形成と再生

 初出一覧
 あとがき

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