医学のあゆみ 消化器内視鏡技術の進歩と展望 281巻11号[雑誌]
送料無料(コンビニ送料含む)
0.0 (0件)
在庫あり1,540円 (税込み)
(2025/01/07 10:04:55時点の在庫、価格情報です。詳しくは販売ページにてご確認下さい。)商品情報
出版社名 | 医歯薬出版 |
JANコード | 4910204720627 |
発売日/出版年度 | 2022年06月10日 |
商品説明
・近年の消化器内視鏡技術の進歩により、今まで見えなかったものが見えるようになり、またカプセル内視鏡やバルーン内視鏡などの登場で、深部小腸や術後再建腸管を有する患者の肝門部にまで到達できるようになった。
・これらを受けて、外科手術にのみ頼っていた多くの消化器疾患の治療が、内視鏡を用いた低侵襲・臓器温存治療として内視鏡医のもとで行われるようになり、患者のQOL(quality of life)改善に寄与している。
・本特集では、消化器内視鏡技術の現在の到達点と将来展望をその道のエキスパートの先生方に解説していただく。本特集が消化器内視鏡に対する理解を深め、消化器内視鏡の将来像に思いを馳せる機会になれば幸いである。
■ 消化器内視鏡技術の進歩と展望
・はじめに
・画像強調内視鏡ーー正確な内視鏡診断を目指して
〔key word〕上部消化管内視鏡検査、画像強調観察、狭帯域光観察
・顕微内視鏡観察ーー病理に迫る内視鏡診断を目指して
〔key word〕顕微内視鏡(endomicroscopy)、optical biopsy、超拡大内視鏡、共焦点内視鏡、人工知能
・人工知能による内視鏡診断支援の現状
〔key word〕人工知能(AI)、コンピュータ診断支援システム(CAD)
・小腸内視鏡ーーカプセル内視鏡からバルーン、スパイラル内視鏡まで
〔key word〕カプセル内視鏡(CE)、バルーン内視鏡(BAE)、スパイラル内視鏡
・超音波内視鏡ーー診断・治療の最前線
〔key word〕超音波内視鏡(EUS)、超音波内視鏡下穿刺生検(EUS-FNA)、interventional EUS
・経乳頭的内視鏡診療ーー診断・治療の最前線
〔key word〕胆管癌、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)、経乳頭的胆管生検、ドレナージ、ステント
・消化管腫瘍に対する内視鏡的切除ーー咽頭から肛門まで
〔key word〕内視鏡的粘膜下層【剥】離術(ESD)、一括切除、偶発症
・消化管悪性狭窄に対する内視鏡治療
〔key word〕消化管悪性狭窄、ステント、緩和治療、術前減圧、術後再建腸管
・腹腔鏡内視鏡合同手術ーー内科と外科の融合
〔key word〕腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)、消化管間質腫瘍(GIST)、胃癌
・消化管出血に対する内視鏡的止血法の進歩ーー静脈瘤を除く
〔key word〕消化管出血、内視鏡的止血術、止血法
●TOPICS
生化学・分子生物学
・塩味受容におけるクロライドチャネルの関与
再生医学
・筋肉には胎児期の位置記憶が存在するーー骨格筋の部位特異性に新たな視座
病理学
・人工知能(AI)を利用した筋病理標本判読アルゴリズム
●連載
バイオインフォマティクスの世界
・10.機械学習による薬物応答トランスクリプトームの解析と疾患治療薬の探索
〔key word〕欠損値補完、テンソル分解、遺伝子発現、ヒト細胞、創薬
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・14.フグ(テトロドトキシン) ─ 美味だけど、本当に食べて大丈夫?
オンライン診療の二元論
・5.利得と道徳ーーオンライン診療に何点をつけるか
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。