Wedge(ウェッジ) 2025年 2月号 [雑誌]
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出版社名 | ウェッジ |
JANコード | 4910118610250 |
発売日/出版年度 | 2025年01月20日 |
商品説明
■【特集】災害大国を生きる 積み残された日本の宿題
「こういう運命だったと思うしかない」
輪島市町野町に住んでいた小池宏さん(70歳)は小誌の取材にこう答えた。1月の地震で自宅は全壊。9月の豪雨災害時は自宅周辺一帯が湖のようになったという。
能登半島地震から1年。
現地では今もなお、土砂崩れによって山肌が見えたままの箇所があったほか、瓦礫で塞がれた道路や倒壊した家屋も多数残っていた。
日本は今年で発災から30年を迎える阪神・淡路大震災や東日本大震災など、これまで幾多の自然災害を経験し、様々な教訓を得てきた。にもかかわらず、被災地では「繰り返される光景」がある。
能登の現在地を記録するとともに、本格的な人口減少時代を迎える中、災害大国・日本の震災復興に必要な視点、改善すべき方向性を提示したい。
文・菅野 拓、井原 裕、渥美公秀、島村菜津、山川 徹、編集部
Photo Report 奥能登4地区で見た地震・豪雨の爪痕と復興の兆し
編集部
Part 1 災害法制を“根本”から見直し持続可能な復旧と支援を
菅野 拓 大阪公立大学大学院文学研究科 准教授
Part 2 被災者の“本音”から知る 1年たった現場の実像
編集部
Part 3 いつまで雑魚寝なのか? 避難所運営に必要な発想の転換
編集部
Part 4 被災者支援に欠かせない「ケアマネジメント」の視点
井原 裕 獨協医科大学 埼玉医療センター こころの診療科教授
Column 1 仮設住宅での生活 孤立をどう防ぐ?
編集部
Part 5 参加してみて分かったボランティアの力と限界
編集部
Interview 多様性こそ真骨頂 ボランティアだからできること
渥美公秀 大阪大学大学院人間科学研究科 教授
Column 2 「非常時の人」が生むシンクロニシティ
編集部
Part 6 世界に誇る「市民保護局」 イタリアから日本が学べること
島村菜津 ノンフィクション作家
Part 7 災害関連死は氷山の一角 未来の被災者を救うために
山川 徹 ノンフィクションライター
Part 8 人口減少時代の復興に必要な「地方自治」の要諦
編集部
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
混沌とする国際情勢 動乱の2025年、日本はどう生きるか
Part 1 【新連載】MAGA解剖 MAKE AMERICA GREAT AGAIN
「MAGA派」とは何者か? トランプ政権の幹部を徹底解剖
大野和基 国際ジャーナリスト
Part 2 むき出しの「ホンネ」が横行する トランプ後の世界
佐伯啓思 京都大学名誉教授
Part 3 「戒厳」で混乱する韓国 日本のメディアが報じない“真相”
吉永ケンジ 安全保障ジャーナリスト
Part 4 欧州統合は終焉しない 今こそ真の「日本独自外交」の展開を
渡邊啓貴 帝京大学法学部 教授
■WEDGE_OPINION
・「昭和100年」を契機に 「知的インフラ」の整備を急げ
奈良岡聰智 京都大学大学院法学研究科 教授
■WEDGE_ REPORT
・「スポットワーク」バブルで人手不足は解消するのか?
編集部
■連載
・胃袋を満たしたひとびと:中内 㓛(実業家)(湯澤規子)
・偉人の愛した一室:太宰 治「起雲閣」(静岡県熱海市)(羽鳥好之)
・MANGAの道は世界に通ず:「生き方」の指南書はこれだ! 令和の仏陀・『路傍のフジイ』(保手濱彰人)
・日本病にもがく中国:日本外交の成否から学んだ 「一帯一路」のキーワード(富坂 聰)
・商いのレッスン:なぜ営業は足で稼ぐべきか?(笹井清範)
・時代をひらく新刊ガイド:『就職氷河期世代』 近藤絢子(稲泉 連)
・新幹線を支える匠たち:商品を待つお客様のもとへ 台車を扱うプロ集団の舞台裏(ジェイアール東海物流)(大坂直樹)
・モノ語り。:おいしいという感動につながる「かたち」 伊賀焼窯元長谷園「かまどさん」(水代 優)
・フィクサー:第五章 逆襲(真山 仁)
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから