山と渓谷 2016年 02月号 [雑誌]
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出版社名 | 山と溪谷社 |
JANコード | 4910088110262 |
発売日/出版年度 | 2016年01月15日 |
商品説明
日本の登山界をリードしつづける総合山岳雑誌特集:体力不足、道迷い、楽観主義。現代の「遭難三大誘因」を探る。 あなたも危ない! すぐそこにある山の遭難
近年、山の遭難が大幅に増えています。直接的な原因は、転落・滑落、道迷い、発病、低体温症などですが、それに至る誘因として注目されているのが、「体力不足」「道迷い」「楽観主義」の3つです。今月号の特集では、この3つの誘因について細かく分析し、遭難しないための対策を考えます。
■近年の山岳遭難の傾向/過去5年の統計データから、
年代・男女・山域・季節等で遭難の内容がどう違うかを分析
■三大遭難誘因「体力不足」「道迷い」「楽観主義」原因と対策
1「体力不足遭難」
・遭難事例ルポ
・体力がないと、なぜ遭難する?
・体力不足遭難が発生するまでの流れ
・体力不足遭難を防ぐには
・「メッツ」と「山のグレーディング」
・体力に合ったコースの選び方
・今の体力を客観的に把握し、最大限に生かすための「体力テスト&トレーニング」
登山に必要な体力とは=筋持久力、心肺持久力、敏捷性、バランス感覚
体力テスト=階段ダッシュ、体重計踏み台昇降、片脚立ち、吹き矢
トレーニング=お尻歩き、座布団片脚立ち、呼吸筋ストレッチ
2「道迷い遭難」
・遭難事例ルポ。2015年GW、奥秩父・唐松尾山
・遭難事例ルポ。2015年11月、奥多摩・蕎麦粒山
・道迷い遭難を起こしてしまう、「自然誘因」と「人的誘因」
・【検証取材】魔の道迷い遭難多発エリア、鈴鹿山脈・御池岳の謎
3「楽観主義遭難」
・遭難事例ルポ
・楽観遭難の心理状態&メカニズム
自分だけは大丈夫! 「正常バイアス」による過信・油断
都合の悪い情報はカット! 「確証バイアス」による誤った判断
みんなと一緒だから安心! 「集団同調性バイアス」による依存
労を無駄にしたくない! 「埋没費用の偏見」による判断ミス
思考がまとまらず動けない! 「凍りつき症候群」による行動
リスクをリスクと考えない! 「結果の重大性」の軽視
・楽観主義遭難を防ぐ3ステップ
「認知バイアス」の呪縛を認識する
「もしかしたら」「念のため」を実行する
「正しい判断」を「正しい判断」で行なう
ほか