イタリア、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜
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アーティスト名 | ナポリ・マンドリン・オーケストラ |
発売元名 | RESPECT RECORD |
JANコード | 4525506001567 |
発売日/出版年度 | 2011年11月16日 |
商品説明
1)マンドリンの伝道師ーナポリ・マンドリン・オーケストラ
イタリア・ナポリで生まれた楽器マンドリン。マンドリンの教育機関として、1929年にナポリ・マンドリン・アカデミーが設立されました。
マンドリンは19世紀から20世紀にかけて、物心ついた子供たちが最初に手にする楽器として、また軽量かつ安価というわけで、イタリア国内では最もポピュラーな楽器のひとつとなりました。しかし戦後、ロックン・ロールの隆盛や音楽ジャンルの多様化などから、イタリア発祥の楽器でありながらも、マンドリンは大変影の薄い楽器となってしまいました。
アカデミーもその後紆余曲折があり、一時閉鎖されますが、1992年ナポリ・マンドリン・オーケストラのコンサートマスターでもあるマウロ・スクイッランテ(現学長)、並びにアートディレクターであるレオナルド・マッサの尽力により活動を再開します。
マウロ・スクイッランテによればー
「マンドリンと言えば街のレストランの軒先で老人が弾くのを見かけるくらいでした。なんとかナポリの純粋な伝統の姿を人々に伝えたいと思い、マンドリンを習い始めました。そしてマンドリンを習得した後、アカデミーを再開したいと思い立ちました」
このナポリ・マンドリン・アカデミーの精鋭たちを中心に編成されたのがナポリ・マンドリン・オーケストラです。同オーケストラは編成をオーケストラにしたり、室内楽にしたりして変化に富んだ活動を展開しており、世界中(ニューヨーク・ドイツ・フランス・イギリス・モロッコ・イスラエル、南アフリカなど)で演奏を披露しています。現在はサンカルロ歌劇場やサンピエトロ・ア・マジェラ音楽院と言った、ナポリでも重要な音楽学校と提携を結び、これらの学校に於いてマンドリンクラスを立ち上げることにも成功しています。
2)本作について
2003年リリースのファーストアルバム(日本では2006年に「カフェ・ナポレターナ」としてリリース)、2008年5月リリースのセカンド・アルバム「マンドリン・プレイズ・オペラ」、2009年11月リリース「ナポリ、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜」に続く4作目になります。
前作及び今作ではマンドリンの魅力を伝える事はもちろん、ナポレターナとカンツォーネの名曲をマンドリンの美しい調べを通して、再び世に伝えたいとの意向から制作されました。しかも出来る限りポップで解りやすい形で、より多くのリスナーに届けたいと考えられました。
3)参加ボーカリスト
ロレダーナ・ノチェリーノ(女性):
ソプラノ歌手として、主に地元ナポリに於いて、バロック時代のマドリガーレを再現する合唱隊やコーラス・グループで活躍しています。
マリオ・ジンノ(男性):
テノール歌手としてオペラやナポレターナなどを歌っています。最近では大作曲家リズ・オルトラーニ
のミュージカル「Il Principe Della Gioventu」にも出演し注目を浴びています。