Mahler マーラー / 交響曲第7番『夜の歌』 サイモン・ラトル&バイエルン放送交響楽団(日本語解説付) 【CD】
カード利用可
在庫あり
2,970円 (税込み) (送料別)
(2024/12/27 11:09:34時点の在庫、価格情報です。詳しくは販売ページにてご確認下さい。)キャッチコピー
ショップ名
商品情報
ポイント | 1倍 |
商品説明
出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付き謎、錯綜、狂騒・・・マーラーの自信作にして屈指の問題作をラトルとバイエルン放送響が隅々まで照らし出す2024年11月の来日公演でも大好評を博したラトルの『夜の歌』。限定で緊急発売された来日直前のライヴが、通常盤で登場します。 壮大で悲劇的な第6番に続けて完成させた交響曲第7番についてマーラーは、コンサートの主催者に「自分の最上の作品」と書いて推薦し、初演は実際に成功を収めたものの、やがてこの曲が複雑すぎると感じるようになります。その難解さを和らげるために彼は第2楽章と第4楽章に「夜の音楽」と名付けましたが(作品全体にかかる『夜の歌』は第三者が付けたもの)、妻アルマに対しては、この作品で「重要なのは、落ち着くことのない生とひたむきな努力を通して人間が何になるのかだ」と書いています。楽想として陽気、呑気、畏怖、歓喜と狂騒が入り混じり、ギターやマンドリンといった近代交響楽には稀な楽器が加わり、楽曲の展開も論理を逸脱して迷走するかに見えつつ、最後に輝かしい大団円を迎えるこの曲こそ、マーラー自身の「落ち着くことのない人生とひたむきな努力」のイメージかもしれません。 マーラーの演奏で際立って高い評価を得て来たラトルは、この曲においても1991年にバーミンガム市響を指揮して録音したEMI盤が画期的な名盤として高く評価されています。そこでは、千変万化する楽想や複雑な構造を単純化することなく明晰に処理し、決してわかりやすくはない80分近い大作において、圧倒的な説得力を持つ演奏を展開しました。ベルリン・フィルの歴代首席指揮者によるマーラーの交響曲全集でも第7番にラトルの演奏(2016年)を充てていることも、その楽曲理解と指揮の卓越さの証。ここに収録されたミュンヘンでの演奏会では、ラトルはこの長大な難曲を暗譜で指揮したと伝えられます。まさに自身の血肉と化した第7番を、世界最高水準のオーケストラと評価され、ラトルの解釈を献身的に音にするバイエルン放送響との演奏でお楽しみ頂けます。※国内仕様盤には高松祐介氏による原盤解説の日本語訳と、ミュンヘン在住の音楽評論家アントワーヌ・レヴィ=ルボワイエ氏によるコンサート・レポートの日本語訳が付属します。(輸入元情報)【収録情報】● マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 I. Langsam. Adagio - Allegro risoluto, ma non troppo II. Nachtmusik I. Allegro moderato III. Scherzo. Schattenhaft - Trio IV. Nachtmusik II. Andante amoroso V. Rondo-Finale. Tempo I (Allegro ordinario) - Tempo II (Allegro moderato, ma energico) バイエルン放送交響楽団 サー・サイモン・ラトル(指揮) 録音時期:2024年11月6-8日 録音場所:ミュンヘン、イザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)