Tchaikovsky チャイコフスキー / 『イオランタ&くるみ割り人形』 デ・ベア演出、O.M.ヴェルバー&ウィーン・フォルクスオーパー、ウィーン国立バレエ、ゴロヴニョーワ、他(日本語字幕付) 【BLU-RAY DISC】
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出荷目安の詳細はこちら商品説明チャイコフスキーの名作2篇に基づく2022年ウィーン・フォルクスオーパーのメッセージ性あふれる斬新な舞台を映像化!1891年、最晩年のチャイコフスキーはオペラ『イオランタ』とバレエ『くるみ割り人形』を併作し、ひと晩のコンサートで二本立て上演するよう指示しました。しかし長くなりすぎるのと採算性の理由から、現在では別々に上演されるのが慣例となっています。それを今回、オランダの女性演出家ロッテ・デ・ベアとイスラエル出身の指揮者オメール・メイア・ヴェルバーが両作をひと晩で上演できるよう新制作。といっても別々ではなく「ふたつの歯車のようにかみ合う」ひとつの作品に融合しているのに注目です。 チャイコフスキーは、オペラは現実の人々、バレエは空想の世界と明確にすみ分けしていましたが、この上演はそれらがシーンごとに綯交ぜとなっていて幻想的な舞台となっています。『くるみ割り人形』の小序曲に始まり、イオランタとくるみ割り人形の邂逅が示され、後半から現代音楽のような『イオランタ』序奏と重なります。盲目の王女イオランタはソプラノのゴロヴニョーワが歌唱と演技を見せつつ、『くるみ割り人形』のナンバーになると同じ衣装で似た容姿のミラ・シュミットがキレッキレのダンスを披露。全体に伝統的なバレエを基本にしながらもモダン・ダンスの要素も採り入れて新鮮、引き込まれます。 『イオランタ』の原作は15世紀プロヴァンスを舞台としていますが、ここではルネ王がスーツ姿、イオランタに絡む2人の若者もブレザーとセーターで現代劇を繰り広げます。一方『くるみ割り人形』は動物や人形などの被り物中心。『花のワルツ』『こんぺいとうの踊り』『アラビアの踊り』などを楽しく演じ、『グランド・アダージョ』ではチャイコフスキーの感動的な音楽とあいまって幻想的なクライマックスを作ります。 完全版の『イオランタ』ではないものの、主役を演じる1980年生まれのソプラノ、ゴロヴニョーワ、ドイツ・オペラのイメージが強いバスのステファン・チェルニー(ルネ王)、モスクワ・ノーヴァヤ・オペラのスター、テノールのゲオルギー・ヴァシリエフ(ヴォーデモン)いずれも好演。舞台美術の斬新な美しさとともに見とれます。 2022年ウィーン・フォルクスオーパーのライヴですが、ロシアの象徴チャイコフスキー作品を題材に、ネズミと人形の愚かな戦い、闇の中に生きるイオランタが自らの力により光を得る大団円は現在の世界情勢に対する希望が込められたメッセージ性を感じさせます。(輸入元情報)【収録情報】● イオランタ&くるみ割り人形〜チャイコフスキーのオペラとバレエに基づくシアター・ピース イオランタ:オレーシャ・ゴロヴニョーワ(ソプラノ)/ミラ・シュミット(バレエ) ルネ王:ステファン・チェルニー(バス) ヴォーデモン:ゲオルギー・ヴァシリエフ(テノール) ロベルト:アンドレイ・ボンダレンコ(バリトン) エブン=ハキア:シモン・コマサ(バリトン) アルメリック:ダヴィド・ケルバー(テノール) ベルトラン:平野 和(バス・バリトン) マルタ:ステファニー・メートランド(コントラルト) ブリギッタ:アニタ・ゲッツ(ソプラノ) ラウラ:アネリー・ソフィー・ミュラー(メゾ・ソプラノ) ウィーン国立バレエ団 ウィーン国立歌劇場バレエ学校 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 オメール・メイア・ヴェルバー(指揮) 演出:ロッテ・デ・ベア 舞台美術:カトリン・レア・ターグ 衣装:ヨリネ・ファン・ベーク 照明:アレックス・ブロック 収録時期:2022年 収録場所:ウィーン、フォルクスオーパー(ライヴ) 映像監督:フェリックス・ブレイザハ 収録時間:97分 画面:カラー、16:9、1080i 音声:PCM Stereo、DTS-HD MA 5.0 歌唱言語:ドイツ語 字幕:独日英韓 BD50 Region All ブルーレイディスク対応機器で再生できます。