白人になれない白人たち 中欧の反リベラリズムとレイシズム/アイヴァン・カルマー/加藤恵津子/神原ゆうこ【1000円以上送料無料】
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著者アイヴァン・カルマー(著) 加藤恵津子(訳) 神原ゆうこ(訳)出版社彩流社発売日2025年01月ISBN9784779130205ページ数321,68Pキーワードはくじんになれないはくじんたちちゆうおうのはんりべ ハクジンニナレナイハクジンタチチユウオウノハンリベ かるま− あいヴあん D. K カルマ− アイヴアン D. K9784779130205内容紹介〈リベラル〉に反旗を翻す白人たち——何が〈中欧〉の人々を憎悪に走らせているのか?2014年に「非リベラルな民主主義」を高らかに宣言したハンガリーのオルバーン首相。その理念は米国のトランプやロシアのプーチンとも共鳴し、強権的政治が世界に広がりつつある。中欧は反リベラル現象の震源地なのか? 中欧出身の文化人類学者が、民主主義の危機の背景にある「白人」間の人種差別(レイシズム)を解き明かす衝撃作。「いろいろなことが中欧ではひどい状態になっているし、西欧のほうがよい状態だということは僕も認める。でも僕が本当に言いたいのは、西欧のほうが「それほど」よいとは言えないということ。そしてもし、中欧のほうがよくないとしたら、それは西欧にも責任の一端があるということだ。」(「まえがき」より)※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 人種、非自由主義、中欧/第一章 こうして東欧人はあまり白人でなくなった/第二章 こうして中欧人は東欧人になった/第三章 こうして中欧人は何度も中欧人になった/第四章 中欧—「半分だけの真実」と事実/第五章 最後の白人男性—白無垢な中欧/第六章 「東欧人は恥を知らないのか?」—中欧における反ユダヤ主義、レイシズム、同性愛嫌悪/第七章 拒絶された模倣—西欧はなぜ中欧に東欧のままでいてほしいのか/第八章 「我々は植民地にはならない!」/第九章 スラヴィア・プラハ対グラスゴー・レンジャーズ—あるサッカーの試合を教訓に/終章 移民がやって来るとき