近代日本の仏教思想と〈信仰〉 [ 呉 佩遥 ]
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呉 佩遥 法藏館キンダイニホンノブッキョウシソウトシンコウ ウー ペイヨウ 発行年月:2025年04月11日 予約締切日:2025年04月10日 ページ数:264p サイズ:単行本 ISBN:9784831855886 呉佩遙(ウーペイヨウ) 1994年中国生まれ。東北大学大学院国際文化研究科博士課程修了。博士(国際文化)。専門は宗教学(近代日本宗教史)。現在、中国上海師範大学人文学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章/第一章 「文明」の時代における「信」の位相ー島地黙雷の宗教論を中心としてー/第二章 「仏教改良」と「信仰」ー明治中期における仏教知識人の言説空間を中心にー/第三章 「迷信」と「信仰」のはざまー境野黄洋における「詩的仏教」の構想ー/第四章 「新仏教」とユニテリアンー広井辰太郎の信仰論を中心としてー/第五章 「新仏教」の夜明けー雑誌『新仏教』における「信仰」言説ー/第六章 「信仰」と「儀礼」の交錯ー明治後期の姉崎正治と宗教学の成立に見るー/第七章 明治後期・大正期の「人格」と「信仰」ー仏陀と阿弥陀仏をめぐる議論についてー/第八章 日本仏教における「信仰」ー「他者」としての中国仏教と日本仏教の自己認識ー/終章 「宗教」の中核的要素として自明的に語られ、超歴史的なものとして捉えられがちな「信仰」。しかし、そうした理解や観念自体こそが、歴史的に構築されたものであったー。伝統的な仏教思想や「宗教」「文明」「科学」「迷信」「儀礼」「人格」などをめぐる言説、そしてキリスト教や「旧仏教」「支那仏教」といった他者との交渉・相克を経ながら「信仰」概念が展開・定着してゆく過程を、仏教者による「語り」から追跡し、明らかにする。「信仰」概念の近代的形成に初めて本格的に焦点を当て、日本宗教史に新知見をもたらした画期的成果。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教