隠された芭蕉 [ 高柳克弘 ]

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高柳克弘 慶應義塾大学出版会カクサレタバショウ タカヤナギカツヒロ 発行年月：2024年02月14日 予約締切日：2024年02月13日 ページ数：264p サイズ：単行本 ISBN：9784766429428 〓柳克弘（タカヤナギカツヒロ） 1980（昭和55）年、静岡県浜松市生れ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業、同大学院教育研究科で堀切実のもと松尾芭蕉を研究し、修士課程修了。2002年、俳句結社「鷹」に入会し、藤田湘子に師事。藤田湘子死去により、05年より「鷹」編集長。04年「息吹」で第19回俳句研究賞を最年少で受賞、08年『凛然たる青春』で第22回俳人協会評論新人賞受賞、10年句集『未踏』で第1回田中裕明賞受賞、22年『そらのことばが降ってくる：保健室の俳句会』で第71回小学館児童出版文化賞受賞、23年句集『涼しき無』で第46回俳人協会新人賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 芭蕉、寂びることなくー感情表現／未踏の旅へー時間表現／いかに読み応えを出すかー比喩表現／失われた技術ー風景描写／世界の不思議に目をみはるー理屈を超えて／調和を拒むー虚実／仮面の誠実ー主体／重力からの解放ー軽み／明るい器ー死を詠む・その1／あの死者は我ー死を詠む・その2／痛みの詩学ー旅／価値を創り出すー笑い／十七音の俳論ー俳句で俳句を語る 芭蕉の俳句は、言葉で一つの世界を創り出そうとする強靱な意思に満ちあふれている。子規・虚子らの近代以降の俳句観によって、実作者や研究者に注目されてこなかった「隠された芭蕉」の表現方法に注目し、次代の新しい表現を切りひらく芭蕉論。 本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧

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