古代エジプト人は何を描いたのか サハラ砂漠の原始絵画と文明の記憶 [ 大城道則 ]
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サハラ砂漠の原始絵画と文明の記憶 大城道則 教育評論社コダイ エジプトジン ワ ナニ オ エガイタノカ オオシロ,ミチノリ 発行年月:2023年02月 予約締切日:2023年02月08日 ページ数:182p サイズ:単行本 ISBN:9784866240763 大城道則(オオシロミチノリ) 1968年、兵庫県に生まれる。1992年、関西大学文学部卒業。1997年、バーミンガム大学大学院古代史・考古学学科修士課程修了。1999年、関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。現在、駒澤大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 サハラ砂漠を目指す(首都トリポリに降り立つ/サハラ砂漠への扉セブハ/なぜサハラ砂漠にやって来たのか?/研究フィールドとしてのフェザーン/古都ジェルマとガラマンテス人)/第2章 アカクス山地の岩絵群(アカクス山地へと向かう/男たちの砂漠の夕べ/サハラ砂漠で描かれた原始絵画/岩絵・線刻画のカンバスの持つ意味/先史時代のサハラ砂漠の動物たち)/第3章 世界の原始絵画遺跡(原始絵画を研究する意味/世界各地の原始絵画/人類は絵画を描き続ける/西方世界・文化との出会い/アフリカの原始絵画と絵の文法/壁画における空間表現の意味)/第4章 古代エジプト文明とサハラ砂漠(ナイル世界における古代リビア人/サハラ砂漠最東端の古代エジプト文明/シーワ・オアシスとアレクサンドロス大王/ジェルマのピラミッド群/北アフリカ沿岸部における古代エジプト文化の名残)/第5章 文明の光は西方のサハラ砂漠から(ヒエラコンポリスの第100号墓に描かれた彩色壁画/ジェベル・エル=アラクのナイフハンドル/家畜としてのウシの重要性/ウシのやって来た道/アシュートのタサ文化とバダリ文化)/おわりに(アンリ・ロートを越えて/サハラ砂漠に三顧の礼/文字の代わりとしての原始絵画) キリン、牛、無数の手形…、彼らはなぜ描き、残したのか。太陽に閉ざされた空間に描かれたラスコーやアルタミラと違い、太陽光が当たる明るい場所に描かれたサハラの岩絵の謎に迫るー。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史